大好きな君へ
それから土方さんにのせられて、私は何となくの流れで屯所を出ることになった


もちろん平助君は帰ってない


私が門を出ようとすると、沖田さんがきた


そして、私の手を両手で握りしめて

「きおつけて下さいね」

と、本当に心配そうに言った


私は沖田さんが安心できるように、耳本で言った


「大丈夫ですよ?心配してくれてありがとうございます」


「////////////」




そして、私は屯所をでた



(あれは反則です……)


心の中で囁いた沖田であった────
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