ひきこもり恋愛相談所【完】
「はい!」


もやもやした気持ちのまま外へ出るとミーとタマが俺に気づいて


「「ワンっ!」」


シッポを振る。


「かーわーいー!」


亜美ちゃんが近寄ると、


「「クゥーン?」」


不思議そうな顔をする。


‥。どうしたんだ?


もっと懐くと思っていたのに。


ちょっとびっくりだ。


「篠田さん。名前なんて言うんですか?」


ミーに顔をなめられながらこっちを向く亜美ちゃん。




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