御曹司の溺愛エスコート
「これで終わりですね?」


真琴の言葉に桜は頷いた。


「それでは蒼真様のお部屋にご案内します」


真琴は5階にある蒼真の執務室に案内した。


「失礼します」


真琴はドアを開けると、桜に入るよう促す。


「どうぞ。蒼真様がお待ちですよ」


診察室のような部屋なのかと思っていた桜だが、この部屋は社長室みたいだった。
広く、窓際に大きな机があり中央に応接セットが置いてある。


黒い革張りのソファに座るように言われて桜は端に座った。



< 175 / 356 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop