御曹司の溺愛エスコート
「真琴、桜にスケジュールを渡してくれないか?」

「はい。あ、それとロスの件ですがやはり年明けでないと向こうの体制がそろわないそうです」

「そうか……」


年明けか。


あと半月で正月になる。


「スケジュールを調整してくれ。クリスマスから何も入れないように」

「本気で言っています?」


真琴が驚いている。
クリスマスはいつも秋月邸でクリスマスパーティーがあるのだ。
よほどの事がない限り出席する事になっている。


「あぁ。母には執刀が入っているとでも言えば良い」





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