†会長様と王子様†


「リン。この人の事好き?」

「Non」

「早いねー。」

「・・何故なんだ。美砂の兄だからか。」

それもある

それに鬱陶しいしムカつきしか覚えない


「私が本当に好きな人はジンだからね。心変わりなんてない。本当にないから。」

「・・『同情で』好き・・なんだろ?」


同情?ナニソレ美味シイノ?
ていうか好きで同情なんてないし

妹やらから過去のこと聞いたんでしょ
ほっといてよ つかほっとけ

あんたらには関係ないでしょ 過去の事に首突っ込むなって


「俺らに『同情』なんてないよね。」

「あったらウザく感じる思うよ。」

「やっぱ?」

「そんなんだったら殴っているとこだわ。」

「恐ろし・・。」



すいません

黒いの出しすぎた




「ということで私はあんたを『好き』になることなんてないから。」

「は・・。」

「さようなら。」



そう言ってジンの手を引っ張った




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