君と空の下

最初は、気のせいかと思ってた。

周りだって暗くて見えないし。


でも、いつもいつも後ろから足音が途中まで聞こえてくる。



でも最近では、家に入るまでついて来る。


「それ、ストーカーだよね?」

「だよな・・・」

「・・・・」

「まさか♪」

「だって1ヶ月ぐらい前だろ?それって完璧に空と竜也が別れたって噂になって終わった頃だろ?」

「だね・・・」

「僕、先生に呼ばれてた・・」

「あたしトイレ・・・」



「不器用だね」

「どっちも鈍いんだよ2人とも好き同士なのにな」


教室に残された2人のこんな会話何て知らなかった。
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