君と空の下

明日で冬休みが始まる。


生徒会の仕事はほとんど終わっていた。

今日は、早く帰られるって思っていたから陸と澪。には先に帰ってもらった。


けど思いのほか時間が掛かってしまい外は真っ暗。



でも、最近はもう後ろから足音は聞こえない。


もう心配ないかな。


でもそんな期待も崩れた。

後ろから誰かに抱きしめられた。


「誰!」

「静かに空さん、近所迷惑になるよ」


分からない。

誰だか分からない。
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