君と空の下

「竜也・・・」

「何?」

「・・・大好きだよ」

「・・空、僕の好きなら笑って言ってほしい・・・だって空の笑った顔が1番好きだから」

竜也の為ならいくらでも笑うよ?


私の冷たくなった唇には、竜也の温かい唇と重なる。

唇から伝わる体温は、私の体を熱くする。
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