君と空の下

次の日・・・

｢ねぇ空？・・・・ってどうした!｣
｢何が？｣
｢お前ずっと顔がヤバイ｣
｢顔がヤバイのは元からだよ｣
｢イヤ、いつもは愛らしく可愛いぞ！｣
｢仕方ないんか、やっと真樹と仲良くなったしな｣
｢今度遊ぶみたいだし｣
｢｢マジ！｣｣


あれから真理とも仲良くなり、真樹と休みが一緒になり今度遊ぶ事になった。


｢でも、アイツ部活で中々休み無いんじゃなかったか？｣
｢うん偶々カブった｣
｢だからずっとニタニタと｣
｢お前、浮かれるのもいいけどもうすぐ体育祭あるぞ｣
｢だから何さ！私には関係ないね｣
｢そんなに出たくないの？｣
｢運動神経良いから出なきゃダメだよ｣
｢分かってます！｣

何て残酷な・・・５月のメイン行事『体育祭』ありえないよ！小学生の運動会じゃないのに。

アレだよ運動するのが苦手とかじゃないんだよ、体育の成績も普通だし・・・ただみんなが見てる前での運動するのがね。


｢空、そんなに楽しみ？｣
｢そりゃね〜♪｣
｢何だ澪、真樹にヤキモチか！｣｢別に｣
｢そんなに拗ねなくても｣
｢拗ねてません！｣
｢・・・澪｣
｢何？どうかした空？｣
｢今日の放課後買い物行かない？｣
｢・・・行く！｣
｢ヤッパリ拗ねてたんじゃん｣
｢うるさい！陸｣

可愛いなぁ〜澪ちゃん、何かヤキモチとかﾒｯﾁｬカワユイじゃあ〜りませんか！空ちゃん胸がキュンとしましたよ！

・・・ヤッパ友達が友達にヤキモチ妬かれるとね、友達として嬉しくない？何か自分想われてるって思うんだよね♪