君と空の下
5月、そろそろ子供の用意をしなきゃならないから買い物に行った。
でも、私は生まれえてから初めて後悔をした。
小さい子供が私にぶつかった拍子に階段から落ちた。
段数は少なかったから助かると思った。
でもさすが母は強しだね、私は無意識にお腹を守った。
気を失って、どれくらい経ったかわからない。
病室には竜也と陸、お父さん達にお姉ちゃん達とお兄ちゃん達がいた。
こんなにいなくてもいいのに。
「空?気分どう?」
「大丈夫だよ♪」
「みんなどうしたの?こんなにいなくても大丈夫なのに」
「空、あのね・・・」
「大丈夫です、お母さん僕から言いますから」