君と空の下
「三対二、何てズルくない?」

「あっ、竜也君・・・」

「あっ、コレはね・・・」

「別に言い訳何か言わなくていいよ、いつもの事だしでも・・・・空に傷つけようとしたら僕何するか分からないか」


怖いですね〜、いろんな意味でまっ、いつもの事だけどね〜。でも大切な昼休み・・・勿体ないことしたな〜。


青い空の下今日は、昼からサボりです。

「さっきは大丈夫?」

「大丈夫で〜す」

「そっ?ならいいけど」

「あのね広い空を見てると、さっきの事なんてちっぽけなものに思うんだ」

「・・・そうだね」


〜竜也side〜

今、空に『好き』と言えたらどれだけ楽かな?・・・でも今の空に負担が、かかるような事なんて言えない。

空の事が好きだからこそ、ほんとは傷ついてる心を隠しているのをバレてないと思っていても、ずっと見てきた僕は分かる。


だから素直に言って?本当の気持ち僕達に伝えて。
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