君と空の下
竜也が、私の腕を掴んでいるから動けない。
「どうしたの?」
「今日は・・・泊まっていかない?」
「えっ?」
「空を・・独り占めしたいんだ」
「・・・おばさん達は?」
「旅行行ってる、来週まで帰って来ない」
「・・・」
竜也が言いたいことは分かる、だって私だってもう子供じゃない。
私だって竜也の事好きだから、エッチ・・・したいよ?
竜也なら恐くないって感じるよ。
だって好きな人だし恋人として付き合ってるのは、1年で短くても一緒にいたのは17年になる。
子供の頃から一緒で、最初はいつも私が竜也をリードしてた。