君と空の下
いつからだろう?いつから私は竜也の大きい背中を前にして歩いたのは?
優しくて、カッコ良くて、いつでも私を守ってくれる。
そんな竜也だったら私、大丈夫だよ?
ケータイを取り出す私。
「もしもし、お姉ちゃん今日私帰れないから。・・・竜也の家・・・お母さん達に適当に言い訳してて・・ごめんね、あとよろしくお願いします」
「空?」
「お姉ちゃんに言い訳頼んどいた、そしたらお兄ちゃんも帰らないってお姉ちゃんのとこに、連絡あったらしい」
「空のお姉ちゃん、優しいもんね」
「うん♪だから好き・・竜也」
「ん?」
「私は、竜也のものだよ?だからいつでも独り占めして?」
「ありがとう空」
初めてのエッチは恐いよ、でも大好きな竜也はいつも私の心配をしてくれた。