君と空の下

寒い、寒い体育館の中で竜也が触れた頭からだんだん温まってきた。

恥ずかしさと、照れで顔がリンゴちゃんになってるのが分かってる、竜也は密かに笑ってたでも温まったからよしとしよう。

長い、長い終業式の後は午後からみんなと買い物行ったりして冬休みに入る。

冬休み、始まってすぐ澪とクリスマスプレゼントを選びに出掛けている。

陸の趣味が分かっているからこそ、陸のプレゼントは選びやすかったけど澪は分からない。

でも、好きな人にあげるために一生懸命考えてる澪は可愛いなと思った。

「空、こんなのどうかな?」

「いいと思うよ♪」

「あっ!でもこっちも」

「澪?陸は大好きな澪からの初のプレゼントだから何でも喜ぶよ?だから、澪が付けててほしいやつにしたら?」

陸はピアスを付けてるから、澪は陸にピアスをあげるために頑張って悩んでます。
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