君と空の下

よかった今が夜中で。

「クリスマスプレゼントは?」

「あるよ!ネックレス」

「手編みのマフラーじゃないの」
「来年ね?」

手編みのマフラーも考えた、けど今どき古いかなって思って止めたけど、来年の竜也へのクリスマスプレゼントは手編みのマフラーに決定。


竜也からのプレゼントは、指輪だった。

『空の予約と男よけのための指輪だよ』

って言って顔は、私と張り合えるぐらいの真っ赤な顔をして照れくさそうに言ってくれた。

例えどんな理由でも、竜也からのプレゼントは凄く嬉しかった。


雪の中でのキスは、寒さを忘れた。

お互いの唇だけを感じて、相手の存在を確認した。
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