君と空の下
「空また空見てただろ」

「えっ?陸それシャレ?つまんないよ」

「確かに」

「シャレじゃねぇし」

「良いじゃん空は空見てるのが好きなんだから、僕も空好きだよ」

「さすが竜也、分かるね」

「・・・・」

「・・・・アイツって天然ってか鈍いのか?」

「今さらだよ」


竜也の気持ちは、分からなかったけど分かっていたらもっと、もっと・・・・。


「空」

「ん?どった?竜也」

「バカ、ドジ、鈍感、空」

「・・・・えっ〜〜!!」

何で竜也そんな事を言ったのか、大笑いしている陸、理由を知っている分、涙を流して大笑いする。


よく分からない私はビックリして二人を見るしか出来なかった、でも楽しかった中学生の時と何か違う楽しさがあって・・・と言うか中学の時は自由がなかったような感じもする。


高校生になって、なれてよかった。
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