君と空の下

夏休みまでは、仲良しだったんだよ?

私のお願い聞いてくれたんだよ。


もう、好きじゃなくなったのかな。


家に帰って来たら、珍しくお姉ちゃんが先に帰ってきていた。
泣いてる私に、優しいお姉ちゃんの言葉がもっと泣けてきた。

お姉ちゃんの胸の中で泣いた。
もう、涙が出ないんじゃないかってぐらい泣いた。

お姉ちゃんの匂いは凄く安心した。

その日、竜也から電話やメールが来たけど電話にも出なかった。

メールも見なかった。

今日だけは、お姉ちゃんと一緒に寝た。

1人は淋しいから。
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