君と空の下

何が何だか分からなくて、今日の仕事で使おうかと思った書類を扉の前に置いて帰った。


どうやって、帰ったのか覚えてない。

けど、自分の部屋で泣いたのは覚えている。


澪に電話して、見たことを聞いたことを私が思った事を、全部話した。


すぐに、澪は陸と一緒に来てくれた。

「空、もしかしたら何かの間違えかもよ?」

「竜也が浮気だなってありえね〜よ、だからそんなに泣くな、な?」

「間違いで・・・あって欲しい・・・信じたくないよ・・・」
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