君と空の下

何度も何度も2人を見るたびに胸が苦しくなる。

私は、自分が気づかなかったぐらい竜也が大好きだったんだ。

でも、このままじゃいけないって思ったから今日竜也と話そうと決断した。


「竜也いい?」

「空・・・屋上行かない?」

「うん」


優しい竜也の声を聞くだけで、涙が溢れてきそうになる。

竜也の声は私の冷えた心を温かくする。

冷えた体を熱くする。

竜也の一つ一つが愛しいと感じる。


ずっと一緒にいたい。

でもね?ダメなんだ。
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