君と空の下

古屋さんと話してると不安になること。


どれだけ勇気を振り絞って、竜也に言ったか。


竜也に拒否されたときの夜。


放課後に見た、竜也と古屋さんの告白とキス。


不安と辛さを伝えた。

「苦しいんだすごく」

「空・・・・」

「どうしたらいいか分からないんだ」


『大丈夫だよ?心配ないよ?』
って言って欲しかった。

でも言ってくれない。

竜也は陸上部がやってる校庭を黙ったまま見てる。

お願い何か話して。

今なら私の中で決断したものは、キレイになくなる。
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