君と空の下

私は竜也を頼ることも、何でも話すことをしなかった。


出来なかった。


メンドくさい女って想われたくなかった。


嫉妬深い女って想われたくなかっただけ・・・・。


「そうだ、空昨日さ空の家の前にうちの生徒が居たけど・・・新しい彼氏?」

「マジ!新しい恋か!」

「違うよ!あのね・・・」

「どうしたの?」

「竜也〜空が新しい恋だよ」

「えっ?」

「昨日空の家の前にうちの生徒が居たんだって!」

「違うよ!聞いてよ〜」

「分かった、分かったゴメンね?だから泣かないで空!」

「泣いてないもん」


1ヶ月前あたりから、生徒会の仕事が終わって帰ってる時に誰かに後を着かれてる感じがした。
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