あの窓の向こう側
私も、もう外の世界に一歩踏み出したんだ

しっかりしないと…!!!

でも…爽汰君の

波流は前みたいにそばに居ない

その言葉が響いて残っている

いつもそばに居て欲しいわけじゃない

波流君が忙しいのも知ってる…

でも今日みたいなことがあった時は

やっぱりそばに居て欲しい…

それは、我が儘な願いなのかな…

爽汰君は、連絡さえも取れてないと言っていた

波流君…あなたは今何を思ってる…??

その日の疲れもあって、私はすぐに

眠りについた。

爽汰君が私を好き

それがどんなに重要なことかも忘れ、

爽汰君との会話を他に聞いている人が

居たことにも気付かずに…


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