あの窓の向こう側
「まぁ、花火職人の弟子だものね。

もうすぐ夏本番だし、忙しさのピーク

なんじゃないかしら??」

『そうですよね』

波流君の花火…見たいなぁ…

「あっ。梨乃、また波流のこと考えてる。

顔にやけそうになってるよ。」

『えっ、ほんと!!?』

イツメンの皆はほんと鋭い…笑

そんなこんなで皆と過ごして、

皆は自分の病室へ戻って行った。

寝る前になって私はもう一度パソコンを

チェックしてみた。

すると…新着メールが1通来ていた

また…このアドレス…

【偽善者

そうやって笑っていられるのも

今のうち

お前の持っているもの全て

奪ってやる】

何なの…私の知ってる誰かからの

メールなのかな…

でも、思い当たることはない

とりあえずそのアドレスからのメールを

拒否にして寝ることにした
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