あの窓の向こう側
病室に居たのは波流君だった。
嘘!!波流君…!!!?
私は嬉しくてたまらなかった
さっきの出来事を忘れてしまったように
波流君のことで頭がいっぱいだった
『は…!!!』
波流君!!とそう叫んで飛び付きたかった
でも、波流君は誰かと話をしていた
相手は…爽汰君だった
「波流、お前…梨乃から何も、
聞いてないのか…??」
「え、何を??まぁ、俺忙しくて
全然連絡とれへんかったから…
やから驚かせたろ思って、
内緒で会いに来てん。」
「俺、この前お前に連絡取ろうと
したけど…」
「ああ!!あれな!!仕事中やってん。
で、何か用事やった?」
「お前…お前なぁ…」
爽汰君は怒っているようだった
「お前、梨乃のこと心配してないのか!?
梨乃の病気は…重い病気だ!!
いつ何が起こってもおかしくない…!
自分のことばっかりじゃなくて、
梨乃のこともっと見ててやれよ…!!!」
嘘!!波流君…!!!?
私は嬉しくてたまらなかった
さっきの出来事を忘れてしまったように
波流君のことで頭がいっぱいだった
『は…!!!』
波流君!!とそう叫んで飛び付きたかった
でも、波流君は誰かと話をしていた
相手は…爽汰君だった
「波流、お前…梨乃から何も、
聞いてないのか…??」
「え、何を??まぁ、俺忙しくて
全然連絡とれへんかったから…
やから驚かせたろ思って、
内緒で会いに来てん。」
「俺、この前お前に連絡取ろうと
したけど…」
「ああ!!あれな!!仕事中やってん。
で、何か用事やった?」
「お前…お前なぁ…」
爽汰君は怒っているようだった
「お前、梨乃のこと心配してないのか!?
梨乃の病気は…重い病気だ!!
いつ何が起こってもおかしくない…!
自分のことばっかりじゃなくて、
梨乃のこともっと見ててやれよ…!!!」