あの窓の向こう側
新しい歩み
どこから話せば良いのか全く分からなかったけど…やっぱり一番に伝えたいのは…
『あのね…波流君…私…波流君のことはずっと頼りになるお兄さんだと…思ってたの…
でも…でも…ね?
波流君が他の女の子と話してると…私…苦しい…
この感情は、単にお兄さんを取られたっていう寂しさじゃない…
私…今まで誰かにこんな感情持ったことなかったから…全然気付けなくて…言うのがこんなにも遅くなっちゃったけど…
私…波流君のことが…好きです。
お兄さんとしてじゃなくて…一人の男の人として…大切に思ってる…』
波流君は、ずっと真面目に聞いてくれていたけど、好きだと言った時は少し驚いたような感じで、何か言いたそうだった。
「梨乃…俺…」
『待って。まだ、言いたいことがあるの。』
瑞希さんのことを私が勝手に知っているのを黙っておくわけにはいかないよね…
『あのね…波流君…私…波流君のことはずっと頼りになるお兄さんだと…思ってたの…
でも…でも…ね?
波流君が他の女の子と話してると…私…苦しい…
この感情は、単にお兄さんを取られたっていう寂しさじゃない…
私…今まで誰かにこんな感情持ったことなかったから…全然気付けなくて…言うのがこんなにも遅くなっちゃったけど…
私…波流君のことが…好きです。
お兄さんとしてじゃなくて…一人の男の人として…大切に思ってる…』
波流君は、ずっと真面目に聞いてくれていたけど、好きだと言った時は少し驚いたような感じで、何か言いたそうだった。
「梨乃…俺…」
『待って。まだ、言いたいことがあるの。』
瑞希さんのことを私が勝手に知っているのを黙っておくわけにはいかないよね…