アイドルに愛されちゃったお姫様♪


「優、料理できないよ…」


あたしがそう言うと、優はあたしから離れた。


「こっち見ろよ」


「や…やだ…」

こんな赤い顔、見せたくないもん。

「美香、照れてんの?」

「ち、ちが…」


『ちがう』そう言おうと思って顔を上げると、すぐ近くに優のきれいな顔があって。

「…っん」


言い終わる前に唇を塞がれた。





< 116 / 218 >

この作品をシェア

pagetop