アイドルに愛されちゃったお姫様♪
優side
俺と三浦凛子の熱愛が報じられた日、俺は健次と社長に呼び出された。
「これは、事実か?」
週刊誌を広げて言った社長は、誰が見ても怒っているとわかる。
「いえ、違います」
はっきりとそう言った俺を、社長はじっと見つめる。
「じゃあ、なんなんだこの写真は」
そう言った社長が指差したのは、俺と三浦凛子が腕を組んでいる写真。
「それは、三浦凛子が勝手にやってきただけです」
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