アイドルに愛されちゃったお姫様♪
家に入ってソファに横になったあたしに、優は"ちょっと待ってて"と言ってキッチンに行ってしまった。
しばらくして、優が持ってきたのはお粥だった。
「…これ、作ってくれたの?」
「…あぁ」
恥ずかしそうにそう言った優は、頭をポリポリとかいた。
「ありがと」
あたしの為に作ってくれたんだと思うと、もったいなくて食べらんないよ…。
「…あぁ。
じゃあ俺仕事行ってくるわ。
2時には帰るから、それ食べたらちゃんと寝とけよ?」
「…うん」