あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第二章〜
「ヒカル、おはよう。」


「あっ、おはよう・・・」


ヒカルは少し遠慮気味に答えた。



「あれ? 見ない顔やな?
こんな子おったっけ?」


零はそう言ってソフィアを見た。



「いや、転校生なんだ。」


「ふ~ん・・・」


零はそう適当な返事をしながら
じっとソフィアを見た。


なんやこいつ?


ソフィアも目を逸らさずに
零をじっと見た。



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