あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第二章〜
「慎、元気だった?
私のことわかる?」


ソフィアは慎を覗き込むように見た。


慎は私の顔を見た。



お願い・・・

慎、わかって・・・


すると慎は何も言わずにまた
外を見てしまった。



慎・・・


私に気付かない・・・



私は目の奥が熱くなって来て、
思わず心から目を逸らし俯いてしまった。





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