(中篇)トライアングル〜貴方が居たから〜【完】
苦笑を浮かべる3人に、おばさんは「面白くなかったかな?」と、不思議そうな顔。

ウケ狙いとは感じなかったが、フォローしたいが、おじさんの事を考えると出来ない。



「子供の前で夜の話はあかんやろ…」



「パパがママを今も好きなのは、知ってるけど…」



「誰も夜の話はしてないでしょ。
パパの話でしょ」



そうか。

おばさんは初めての彼氏はおじさんで、大人の人だった。

お兄さんとも会話は少なかったらしいし、下ネタとかわからないんだ。

絵に書いたような純粋な人だ。

愛斗の母親とは思えないほど。




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