(中篇)トライアングル〜貴方が居たから〜【完】
「そうなんだ…。困ったね…」
放課後、愛斗とおばさんに報告をすると、悲しそうな表情で頷いた。
憂紀はキッチンで、バナナヨーグルトを作ってる。
今はその、バナナを切ってる段階みたいだ。
「碧斗叔父さんに相談してえぇよな?」
「それはパパ次第」
「それやったら、親父が暴れるやん」
「「……;;」」
それは止めて頂きたい;;
おじさんが暴れたら、碧斗さんより危険だから。
それはおばさんもわかってるから、口を瞑る。