(中篇)トライアングル〜貴方が居たから〜【完】
「さっきからコソコソと何を話してるの?」



話は一区切りついてたが、このタイミングで来られるとは。

憂紀は俺たちを怪しそうに見渡しながら、後ろにあるソファーに座った。



「昼飯、食わんかったん?」



「食べたよ?うどんとおにぎり」



…結構、食べたな;;

ヨーグルトもかなりの量がある。



「太るぞ」



「…大丈夫だよ」



…今、間があった。

図星だったんだよな?



「琉聖、お前は旦那か!」



「それに、なりたい男」



正直、“好き”って感情はわからない。

でも、守りたい。

離したくない。
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