(中篇)トライアングル〜貴方が居たから〜【完】
がっつかず、ただ触れるだけ。

誓い。

おまじないのようなモノ。

“離れない”って。

例えまた別々に暮らしても、気持ちは変わらないとわかって欲しい。

憂紀と、子供を守るのは俺。

俺でありたい。

他のヤツらじゃ困る。



「また、泊まりに来てくれる?」



「1週間に1回。いや、3日に1回は来るかも」



会わないとやってられない。

憂紀の“おはよう”や“おやすみ”がある毎日は、凄く幸せなんだ。

今日も頑張ろう。

明日も頑張れる。

そう思わせてくれる、エネルギー源。

活力なんだ。




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