ライン

無視された?


羽田さんは聞こえてないかのように席を立ち、料理長のほうへ足を運んで行く。

負けじと後を追い、料理長にお酒を注ぐフリをするものの、またもや交わされてしまう。


そこでアタシは一つの賭けを思いつく。

それは、羽田さんにメールをし、呼び出して話をし、雰囲気次第で告白に持ち込む。

もしくは、今日中に告白出来る雰囲気に持ち込む。





―――――
TO羽田さん

―――――
花見中にすいません…
お話したい事があるんです

少しでいいんで
近くに来てください

_____


< 32 / 60 >

この作品をシェア

pagetop