見せかけのヤンキー彼氏君
「ち、ちょっと…くっつかないで…」


私と桐生君の身体は密着度max!!


スキでもないけど…ドキドキと私の心臓の鼓動は高まる。


「……まりも…いい匂いがする~」


「////」
桐生君の言葉でいっそ高鳴ってバクバクし始める心臓音。


「へ、変なコト言わないで~」


「耳赤いぞ…もしかしてテレてる?」


「……///」
図星だから言葉が返せず…悔しい思いが溢れる。


カレはガッコの最寄の駅に降り立って行く。
桐生君の脇の間からカレの姿を見送る私。


「俺の脇の下見つめて…何かあるの?」


「別に……」


「変なヤツーーー」










< 4 / 102 >

この作品をシェア

pagetop