見せかけのヤンキー彼氏君

「…俺では…イヤってコトか…」


「桐生君??」



桐生君ももしかして……ーー


綾香さんのコトを……



幼なじみではなくて一人の女として…


「ゴメン…俺…先に帰る!!」


「き、桐生君??」


桐生君は私に背を向ける。そして雑踏の中に消えて行った。



「ち、ちょっと!!?」

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