ALICE-アリス-
さりげく酷い言葉も織り混ぜる睡眠妨害の犯人たちにしばし呆然としてしまったが、すぐに我を取り戻し叫ぶのは、如月 愁弥(キサラギ シュウヤ)。
「お前ら~…!!俺の睡眠時間返せ!!」
『いやいや、もう朝やから。睡眠時間終了やで。そんじゃ行くで~』
『そろそろ時間ヤバイだろし、お先に』
さらりと愁弥の叫びを流す海と眠そうに欠伸をしながらそのあとを歩く冬夜。
「待てよ!!フツーそこ待つだろ!!」
歩き出した二人に慌てたように部屋に戻る。
部屋にはリビングでジュースを飲む翔太といつの間にかその隣で椅子に座りちゃっかりくつろぐ悠斗がいた。
『『お前も待てよ!!』』
そんな二人の声は放って、準備して玄関に走る。
超スピードだったためかすぐに海と冬夜に追い付いた。
『お~、お前ら追い付いたな』
涼しい顔して、そのへんの自販機で買ったのだろう、 ジュース片手に言うところがかるくムカつく。
お前らが止まってれば、もっと早く追い付いたんだよ。
「お前ら~…!!俺の睡眠時間返せ!!」
『いやいや、もう朝やから。睡眠時間終了やで。そんじゃ行くで~』
『そろそろ時間ヤバイだろし、お先に』
さらりと愁弥の叫びを流す海と眠そうに欠伸をしながらそのあとを歩く冬夜。
「待てよ!!フツーそこ待つだろ!!」
歩き出した二人に慌てたように部屋に戻る。
部屋にはリビングでジュースを飲む翔太といつの間にかその隣で椅子に座りちゃっかりくつろぐ悠斗がいた。
『『お前も待てよ!!』』
そんな二人の声は放って、準備して玄関に走る。
超スピードだったためかすぐに海と冬夜に追い付いた。
『お~、お前ら追い付いたな』
涼しい顔して、そのへんの自販機で買ったのだろう、 ジュース片手に言うところがかるくムカつく。
お前らが止まってれば、もっと早く追い付いたんだよ。