*続*太陽のKiss
「あっさひ~。話そっ」
紙パックのジュースを持ってわたしの隣の席に座った理宇ちゃん。
そこ、千佳ちゃんの席……
あれ?
千佳ちゃんは?
周りを見渡すと、テストの返却が終わったから、先生が帰ってくるまでのおしゃべりタイムになっていた。
「アルバム聴いたよ」
「どうだった?」
「あたしはわかんないわ。あ、返すね」
そう言って、こないだ貸したHONEYSのアルバムをわたしの机の上に置いた。