*続*太陽のKiss






「そうだ、DVD返さないと……。あ…でも家にあるんだった」

「そんなに急いでないから大丈夫やで。次会うときでいいし」

「ごめんね。あっ!!アルバム貸すことになってたよね?今丁度あるんだ~。よかったらどうぞ」


鞄の中から今日理宇ちゃんに返してもらったHONEYSのアルバムを出して、駿くんに渡した。


「おっ、ありがとう!!家かえったらすぐ聴こー」

「もうね、HONEYSらしさが詰まってるよ。理宇ちゃん、わかってくれなくてさ」

「そうなんや。まぁ、ファンにしかわからんやろな。楽しみやな~」

CDを裏返してニコニコしながら曲目を見る駿くん。



「麻妃ちゃん」


この声は………











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