*続*太陽のKiss
「一緒に帰るだけでお礼になんないよ!ちゃんとお礼するから」
「真面目やな~倉科らしいけど。じゃあさ、彼氏の話してーや。これがお礼でいいよ」
「え!?いや、恥ずかしいよ」
「いいやん、お願い。彼氏どんな人か知りたいねん」
駿くんは顔の前で手を合わせる。
こんな真剣に頼まれたら断りづらい……
結局駿くんの粘り勝ちで、わたしは頷いた。
「よっしゃ!!」
駿くんはパッと笑顔になった。