*続*太陽のKiss




ついにきた。
榎本さんが大阪に行ってしまう日が。


修了式も終わって、教室に戻ると少しクラスの子たちと話した。

しばらくしてやってきた担任の話が終わるとみんな解散し、今の時間は12時を過ぎたとこ。


「麻妃、ちょっといい?」

理宇ちゃんが肩に鞄をかけてわたしの席までやってきた。


「なに?」

「榎本さんと何かあった?」

「何かって?」














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