*続*太陽のKiss





部屋に入ると、榎本さんの匂いがした。


香水ではない、榎本さんの匂い。


わたしの大好きな人の大好きな匂い。


なぜか、すっごく落ち着く……






「外はダメってことは、部屋ならいいってことだよね?」



そう言いながらコートを脱ぎ、暖房のスイッチを入れた。




「うぅ……」



「あはは。冗談だよ」


「もぉ〜〜!!」











< 23 / 148 >

この作品をシェア

pagetop