ちょっと寄ってみませんか?


「だいじょーぶ?受験の日だから緊張してる?だいじょーぶだよ。絶対受かるって。受かったら今度は一緒の高校で会おうね。じゃぁ。」


椿は紗那をゆっくりと降ろし受験高校へ向け歩き出しました。

紗那はその時きっと椿に惚れたのでしょう。

惚れなければよかったのにね。

紗那は無事合格しました。

そして、高校で椿と会うのです。


< 22 / 41 >

この作品をシェア

pagetop