ちょっと寄ってみませんか?
それはあの会話から3日後の日だった。
蓮華が深刻な顔をして紗那に言ってきた。
「紗那、ゴメン。あたし椿の事好きになっちゃった。」
「……え?」
蓮華が続ける。
「あたし、今告ってきたの、そしたら良いよって言ってくれて…。」
「そ、なんだ…?」
「あ、でも!ほんとに応援はしてたんだよ。でも、雅弥様に振られてからずっとあたしに優しくしてくれて、それで好きになっちゃって…ほんとゴメン!」