地獄の闇

東京へ到着すると、電車に乗り、新宿へ向かった…。
新宿の東口から、歌舞伎町付近へ歩いた。
歌舞伎町付近のショットバーでカルーアミルクを飲んだ。

『カルーアなら何杯でも飲めるぜ…。』

得意気に、外国人の英語しか話せない店員に笑いながら告げた。
店員は言葉も分からないまま、笑顔を返してよこした…。

歌舞伎町の街はごみごみと込み合っていて、龍が歩いていても全く目立たない。
やがて、龍は歌舞伎町の街で数人の外国人と友達になり、仕事も見つかった…。
そんな時だった、龍を呼び止める声に気が付いたのは…。

『龍、龍、どうかオレの声を聞いてくれ』

池袋を歩いている時だった…。
池袋の裏通りを歩いている時、そこに蛇が立っていた。
蛇は、金髪の短髪に青い瞳の白人の男で、自分はサタンだと龍に告げた。