いぢわる外科医


「…ひぃ……」


ジリジリと近づいてくる二葉先生は何かしらのオーラが漂っていて、迫力がある。


そしてその雰囲気に圧迫されてるあたし…。




少しずつ後ろに逃げるも、ベッドの中ではそんな距離、二葉先生の一歩にもならない。


鼻と鼻がぶつかりそうな位まで近づいた距離。


二葉先生の吐息がかかってくすぐったい。


「可愛いは…ダメですよね…?」


いつもより低くてちょっと掠れた声。


それが妙にあたしを興奮させる。


「罰として・・・」


その時、グイッと引き寄せられたあたしの頭。


突如後頭部回された腕に不意をつかれ、あたしの唇と二葉先生の唇が重ねられる。




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