いぢわる外科医
「う”っ」
ダメだ。
ホントに見えてるっぽい・・・
そんな分かりやすいかな?
「相当分かりやすいですよ。たぶん僕じゃなくても分かります」
もうこの人に反抗しようとするのやめよう
無駄だ。
「わかればいいんです。」
さっきの意地悪い微笑みから一転、優しい笑顔を浮かべた二葉先生。
その笑顔がすごくかっこよくて…
思わずドキッとした。
「これから1ヶ月よろしくおねがいします」
「あ、よろしく・・・」
言い終わる前にあたしのおでこに触れた物
それはたぶん・・・
「二葉先生っ!!」
「いいじゃないですか、おでこぐらい」
二葉先生の唇。