スクランブルLOVE
3章,会いたい
会いたい…
ただその思いに従い
再び夜の街を歩きだした
さすがに人は
見当たらない
見えるといえば
店をしまう背中
さっきまで楽しげに
うろついていたサラリーマンも
女の子たちも
姿はなかった
何時なんだろう
急に現実に引き戻され
ケータイを開く…と…
電池切れ…
また現実感のない闇に
引き戻された
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