スクランブルLOVE
5章,誕生



気がつけば
スクランブル交差点――



会いたさのあまりか
声まで聞こえて…



朝日に包まれる渋谷に
彼女はいなかった



まあそうだよね



いないことくらい
分かってたはずなのに



どこかで気づいていた
はずだけど



それを認めない自分がいた



やっと分かった



終わったんだ、全て…



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